バッドグアノはコウモリの糞を原料とした100%有機のリン酸肥料です。あまり置いているお店が少ないので、電車を使って買いに来られるリピーターさんもいて、一度使った方は効果を実感されて再度求められることが多いようです。
リン酸は花や実を肥やす成分で農家では鶏糞(ニワトリの糞)をよく使用していますが、匂いがきついので家庭園芸では不向きです。それに対してバットグアノは臭いもなくペレット状に生成されているので、安全で使いやすい有機肥料です。
Gardening Shop クラインガルテン
バッドグアノはコウモリの糞を原料とした100%有機のリン酸肥料です。あまり置いているお店が少ないので、電車を使って買いに来られるリピーターさんもいて、一度使った方は効果を実感されて再度求められることが多いようです。
リン酸は花や実を肥やす成分で農家では鶏糞(ニワトリの糞)をよく使用していますが、匂いがきついので家庭園芸では不向きです。それに対してバットグアノは臭いもなくペレット状に生成されているので、安全で使いやすい有機肥料です。
ペットボトルの上1/3ぐらいを丸くカットして逆さまに突っ込んでムスカリの球根をセットし、水栽培で育てました。
トックリ型のガラスで出来たヒアシンスの水栽培用の器が昔からありますが、ヒアシンスは頭でっかちなので倒れてしまったりもします。先日市場で円筒形のプラスチックの器を使ったおしゃれな水栽培の鉢物が出荷されていました。もうこの時期では売れないだろうなと思いながら、仕入れてしまいました。
鉢穴のない器に「ベラボンプレミアム」というヤシの実の繊維使って植え込み材料として製品化された物を使ってムスカリの球根を12球植え込んでみました。球根だけでなく、ミニ観葉植物なども同じようにハイドロボールやセラミスグラニューなどのハイドロカルチャー用土より根腐れせず栽培に適しているように感じました。
隙間なくしっかり植え込んだ後、水をたっぷりあげてしばらくおきます。しばらくしてから容器を逆さまにして出せる分の水を全部排出させます。水やりのタイミングはかなり植え込み材が乾いてからで大丈夫のようです。水やりの方法は前出の通りです。
沈丁花が満開です。あたりには爽やな香りが漂っています。道を歩いていても沈丁花の香りが感じられたりします。6月には来年の花芽が形成されてしまうので、剪定時期は花後直ぐに行う必要があります。
赤い実を付けないヒイラギはモクセイ科なのに対して、このチャイニーズホーリーと呼ばれているヒイラギモチはイングリッシュホーリー(西洋ヒイラギ)と同じモチノキ科の近縁種になります。ヨーロッパなどキリスト教で尊ばれるクリスマスホーリーとも呼ばれる西洋ヒイラギは赤い実は付けますが、トゲトゲの葉は幼木だけで、成木になるとトゲトゲはなくなり、丸い葉になってしまいます。それに対してトゲトゲの葉に赤い実をつける中国原産のヒイラギモチ(チャイニーズホーリー)はいかにもクリスマスっぽいので日本で人気を博しているのです。
ちなみに名にホーリーが付いているのでいかにもクリスマスっぽく感じがしますが、このホーリー「holly」という名称はモチノキ科の総称であって、聖なるを意味する「holy」とは意味が違います。
サザンカやツバキが咲き出していますが、見分けはちょっと難しいですね。サザンカもツバキも同じツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹で、艶のある厚い葉を持っていて寒さや強い日差しも強く丈夫で日本の気候にあった植物です。サザンカは晩秋から初冬にかけて咲く品種が一般的で、ツバキは椿という字にあるように2月から早春にかけて咲く品種が一般的です。
花のない時にも葉の縁の切れ込み具合や葉脈、葉や葉柄に毛があるかどうかなどで特定出来るようですが、なかなか難しいものです。でも、花がある時には花の散り方で簡単に見分けられます。
サザンカは花びらが一枚ずつ外れて落花します。
ツバキは花ごと落花します。侍は首から落ちるということで、縁起が悪いとツバキは嫌ったそうです。
ヒイラギはモクセイ科モクセイ属の常緑低木です。葉に棘があり、日本では邪気を払うということで節分の頃に玄関先に刺したり、厄難を追い出すなど鬼門除けにしたする縁起木としての価値もある樹木です。萌芽力も強く、丈夫で生垣などにも利用されています。10月から11月にキンモクセイに似た甘い芳香のある白い花を咲かせます。赤い実が付く西洋ヒイラギ(イングリッシュホーリー)やチャイニーズホーリーはヨーロッパなどではクリスマス頃に尊ばれる縁起木ですが、ヒイラギとは別種のモチノキの仲間になります。ヒイラギは雌雄異株で実がなる雌株には黒い実がつきます。写真のヒイラギは雄株になります。ヘリグロテントウノミハムシというテントウムシに似た小さなハムシの成虫やその幼虫によって葉をボロボロにされることもあります。写真のヒイラギは葉に白い斑が入った斑入りヒイラギです。
モクビャッコウは東アジア原産のキク科モクビャッコウ属の半耐寒性常緑低木です。葉色がシルバーでつるっとした感じのすっきりとしたフォルムで、30センチから50センチくらいの高さでこんもりと茂ります。12月から3月くらいにかけて黄色い花を咲かせます。ポット苗で流通していますが、同じシルバーリーフのシロタエギクと比べるとこんもりとボリュームが出てくるタイプなので花壇植えなどに適していると思われます。
ツワブキはキク科ツワブキ属の常緑の多年草で、艶のある葉であることからその名があるようです。晩秋に写真のような黄色い花をつかせ、蜂などを集めます。花後、綿毛を形成し、タネを飛ばします。茎葉には薬効成分が認められています。子供の頃、おできやひょう疽(ひょうそ)などができた時に葉を炙って患部に貼って治した覚えがあります。確かに効果は抜群だったと記憶しています。
涼しくなって、ハイビスカスがまた咲き出しています。急に寒くなって、ちょっと震えているみたいですが。真夏の花のイメージの花ですが、意外と耐暑性は弱い花木で真夏は花がお休みしてしまうことが多いかと思います。
ハイビスカスはアオイ科フヨウ属の非耐寒性の熱帯花木ですが、大輪系のハイビスカスは耐暑性が弱く、夏場は花がお休みしてしまうことが多い花木でもあります。基本1日花で咲いた花は1日で萎れてしまいますが、数日間同じ花が楽しめるロングライフと銘打った改良され品種や比較的暗い室内などでも開花が見込まれるタイプも出回っています。寒さに弱いので、東京以北では室内での冬越しになります。