新芽だけ赤くなるのは何故

樹木には生垣などにもよく使われるベニカナメモチ(レッドロビン)やバラやサクラなどもそうですが、新芽が赤くなるタイプの樹木が多くあります。赤くなるのは薄く軟弱な新芽を紫外線から守るために日光を遮って日焼け防止の効果を果たすアントシアニンという物質を生成するからです。アントシアニンが多くなるタイプの樹木が新芽が展開する時期に葉を赤くするのです。

葉が厚く、丈夫になる初夏には光合成を活発にするためにクロロフィル(葉緑素)が多くなり、葉はどんどん緑を濃くしていきます。樹木の中には春と秋に新芽が展開されるタイプが多くあるので、新芽が展開される春や秋に新芽が赤くなるものもあります。

ヒヨドリ

この時期、開花したサクラを啄み、落下させることも多い。「ヒーヨ、ヒーヨ」けたたましく鳴きながらススメなどを蹴散らすなど嫌われる向きも多いヒヨドリではある。

園芸家にとっても植えた草花の花びらを摘んでしまうなど害鳥扱いされてしまう。

うちでは今の所、リンゴやミカンなどのご馳走にありついている。

外構植栽リフォーム依頼

Befor 奥の角にヤマボウシがあり、全体にアベリアが植栽されていましたが、日当たりが悪く葉が落ちた徒長した枝がのびっきりになっていました。根詰まりで、先端の枝が枯れを起こしている鉢植えのモミジがありました。入り口近くにはタマリュウがありました。

After アベリアを全て抜根し、ヤマボウシの側を盛り上げて鉢植えのモミジを直植えにして前庭にあったサツキを配しました。入り口にあったタマリュウを株分けして土留にして輪郭をつけました。


Befor フェイジョアの生垣は自転車置き場と駐車場の境になっていますが、枝が障るくらいに伸びていました。暗い印象でもありました。

After 時期は悪かったもののフェイジョアは自転車置き場や駐車場に接しているので、剪定して少し間をあけました。株元のサツキは全て抜いて、裏庭に移植しました。株元をスッキリさせて、防草シートを敷設し、ページュ色の洋風砂利を敷きました。


Befor  マンションの入り口にヤマボウシとツツジの植え枡でした。

After ヤマボウシを剪定し、コッツウォルズの自然石を一個置いて、マホニア・コンフーサ、斑入りのハラン、這性コニファー、斑入りウェストリンギア、ヒューケラなどを配しました。入り口側の彩でローダンセマムを1株植え込みました。少し寂しい感じですが、直ぐにコニファーや下草が広がってくるのでゆとりを持って植え込みました。


Befor 自家用入り口にあるピンコロを少し立ち上がった植え枡にはツツジが植えられており、鉢物などが置かれていました。

After 目先を上げた所に彩りを配するなど立体的で明るい演出を考えました。スタンドに置かれていたハンギングバスケットを玄関先のフェンスに掛け、マーガレット、フレンチラベンダー、ローダンセマムを植え込んだ背丈のあるテラコッタの鉢をフェンス下に配しました。斑入りヒイラギと斑入りツゲのエレガンテシマをバックに植え込みました。外構の敷石の色に合わせて、コッツウォルズストーンを敷石に並べて、タイム、グレゴマ、ベロニカ、リシマキアなどのグランドカバープランツと宿根ネメシア、フレンチラベンダーなどの花苗を植え込みました。