キンモクセイの三度咲き

うちのキンモクセイは二度咲きまででした。

「今年はキンモクセイが二度咲きしています。」と講習会やブログでも話をしていたのですが、先日、「うちのキンモクセイは今年三度目の花を咲かせています。」とお客さんがお話ししていました。寒かったり、温かったりとが変則的に繰り返しているので植物も変調をきたしているようです。1シーズン中に三度もキンモクセイが花を咲かせたというのはというのは初めて聞きました。

球根ベゴニアが一番の見頃を迎えています

シュウカイドウ科ベゴニア属

ベゴニアの花は同じ株の中で雄花と雌花をつけますが、上の写真は球根ベゴニアですが、のどれが雄花でとどれが雌花だか分かりますか。

一重のシンプルな花が雌花で、ゴージャスか八重の花が雄花なのです。球根ベゴニアの場合はタネはできませんが、ベゴニア・センパフローレンスはタネをつけます。

ベゴニア・センパフローレンスの花もよく見ると、雌雄の花があります。花の下に翼状の子房がついている花が雌花になります。

雌花が咲き終わった後には、子房が膨らんでタネができます。ちなみにベゴニア・センパフローレンスも1年草ではなく多年草で、軒下などの霜に当たらない所で管理しておけば冬越しさせることができます。

 「葉見ず 花見ず」 ヒガンバナ

ヒガンバナの葉が茂ってきました。

ヒガンバナは夏場は球根の状態で休眠していて、秋になると花茎だけを伸ばして開花します。日本のヒガンバナは中国で突然変異で生まれた三倍体の品種なので、不稔性と言ってタネをつけることはなく、”花は葉を見ることなく”1週間もしないで終わって枯れてしまいます。

花が終わると今度は葉を茂らせて、せっせと栄養を球根に貯めていくことで球根を増やし繁殖していきます。

暑くなると”葉は花を見ることなく”地上部から姿を消して眠りについてしまうのです。

キンモクセイが2番花を咲かせています

緊急事態宣言が解除になって初めての日曜、東京小金井にある「江戸東京たてもの園」に行ってきました。正面玄関にある対のキンモクセイは東京で一番大きいとも言われていますが、一面に花を付け、とてもいい香りがしていました。

うちのキンモクセイも近隣の地域でも既に今年9月10日前後に開花していますので、1ヶ月遅れということになります。どうしてこんなに違いがあるのか不思議に思いました。

今年はやけにキンモクセイが咲くのが早いとは思っていましたが、調べてみるとうちのキンモクセイは去年は10月1日、一昨年は10月13日でいずれも10月に入ってからの開花だったので、今年は例年より1ヶ月も早い開花だったということです。

うちに帰ってくると、どこからかンモクセイの香りが・・・。何と、うちのキンモクセイも花を咲かせていました。

そう言えば、以前にも2回花を付けたことがあったのを思い出しましたが、その時も早く咲いた時でした。フライングして咲いた時には、焦ってまた咲いてしまうのですね。

この時期ヒガンバナはキンモクセイに先んじて咲くのですが、ヒガンバナも例年より早く咲いたので、キンモクセイやヒガンバナは寒さ(気温や地温)を感知して咲くタイミングを決めるのでしょうね。

ちなみに今年のヒガンバナの開花は9月13日、昨年は9月29日、一昨年は9月25日でした。

飛鳥の小径(飛鳥山)のアジサイ

北区王子にある飛鳥山の「飛鳥の小径」のアジサイを見てきました。もう花のピークは過ぎた感じではありました。ついでに北区飛鳥山博物館では「晴天を衝け大河ドラマ館」が併設されていたので有料(常設展を含めて800円)でしたが覗いてきました。ちなみに渋沢資料館は完全予約制だったので、入館できませんでした。