


Gardening Shop クラインガルテン
涼しくなって、ハイビスカスがまた咲き出しています。急に寒くなって、ちょっと震えているみたいですが。真夏の花のイメージの花ですが、意外と耐暑性は弱い花木で真夏は花がお休みしてしまうことが多いかと思います。
ハイビスカスはアオイ科フヨウ属の非耐寒性の熱帯花木ですが、大輪系のハイビスカスは耐暑性が弱く、夏場は花がお休みしてしまうことが多い花木でもあります。基本1日花で咲いた花は1日で萎れてしまいますが、数日間同じ花が楽しめるロングライフと銘打った改良され品種や比較的暗い室内などでも開花が見込まれるタイプも出回っています。寒さに弱いので、東京以北では室内での冬越しになります。
昨日、荒川区立宮前公園のイベント「秋のお花no寄せ植え」講習会に講師として呼ばれて行って来ました。公園内にある尾久図書館の公園に直接繋がる多目的室で午前午後と2回の実施して来ました。参加者の皆さん、とても熱心にお話を聞いていただき上手に作成されていました。
10月19日、宮前公園の様子を見て来ました。秋晴れの公園は秋の気配が漂っていましたが、秋バラの開花は少し遅れているようでした。都電荒川線(東京さくらトラム)軌道脇の開花状況も同じようですね。
レモンは1株で3個だけ、カキは収穫量に違いがあるものの毎年たくさん収穫できていたのに今年は本当に少ししか実がついていません。一律に短く剪定してしまったためかも知れません。
カリンがこんなにたくさんの実を付けたのは始めてです。
カリンはバラ科カリン属の落葉高木で中国から渡来した果樹になります。実は黄色く熟すと甘い香りを持ちますが、硬くそのままでは食用にはなりません。焼酎などにつけて飲用にしたり、ジャムにしたりして食用します。薬用効果もあり、咳止めやのど荒れに効果があるとされます。
春、短枝にピンクの可愛い花を咲かせるので、落葉期に短めに剪定します。
10月1日には満開になっていたキンモクセイが2度目の開花をしています。寒暖を繰り返していたのでまた咲き出したのでしょうね。
ハナミズキは毎年一番早く紅葉します。寒がりな木なのでしょうね。
コニファーが枯れてきていたのでポットの土をあけてみたら、コガネムシの幼虫がいっぱい出て来ました。大きなものや小さなものなどいろいろなステージのものがいました。根を食べられてしまったのが原因の枯れだったようです。
この時期、枯れて地上部が無くなった鉢はそのまま使わないで、一度全部土を出して日光にさらして消毒し、新しい培養土を足すなどの処理をしてから使うことが必要ですね。