チューリップの花を守っている硬い蕾は緑色からいつの間にか黄色や赤などの花色に変わっていきます。6枚の花びらのうち花を護っている外側の3枚の花びらは本来は萼(がく)に当たるもので、幼い花を護る役割があります。花が成熟するとその役割を終えて、今度は内側の花色に色を変えて花弁化していくのです。そして開花した花弁は寒暖に反応して開閉を繰り返しながら大きくなっていきます。明るさに反応して開閉するのではなく、寒いと閉じて、暖かくなると開くのを繰り返すのです。そして1週間から10日間で花弁は役割を終えて落下してしまうのです。
今日は全日雨予報のため休業です
フキの雌花と雄花
今年たくさんフキノトウを食べさせてもらいましたが、フキは雌雄異株で雌花と雄花があるということを今になって知りました。雄株の花は花粉が付くので少し黄色っぽく、雌株の花は白っぽく、受粉して綿毛が付いたタネが出来ます。上の写真は現在の雌花と雄花の状態です。フキノトウの味は両花ともあまり変わらないようですが、雄花の方が苦味が強いようではあります。
野菜用レイズドベットを作成
近年、腰を曲げないでも車椅子のままでも野菜やハーブ、花などの栽培作業ができる足を付きの嵩上げされたレイズドベットが人気になっています。「ベジトラグ」という木製でおしゃれなデザインで組み立てキットになっている製品も販売されています。
今日は使い古しの木材があったので再利用してベランダ置きの野菜栽培用レイズドベットを作ってみました。排水性や通気性を良くするために底面と側面の板には隙間を開けて、内側に砂利下用の防草シートを貼り付けました。この深さなら根菜類も結構作れるかと思っています。
ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)
いつも花苗を仕入れに行く足立入谷市場への道すがら、尾久橋通りのベニバナトキワマンサクの花が綺麗です。
このベニバナトキワマンサクは中国原産のマンサク科トキワマンサク属の常緑樹です。病害虫にも強いことから生垣や街路樹などにも使われています。トキワマンサク基本種の花色は黄白色ですが、このベニバナトキワマンサクは花色が赤紫色の変種になります。
ヤモリの水浴び
暖かさに誘われてか蓮の鉢にお尻をつけていたヤモリはあれ以降姿を見せません。今日ような寒さではまた半冬眠でしょうか。
プランター植えのチューリップ
プランター植えのチューリップの花が咲き出しました。遅くなって植えたので、背が低い所で咲き出しましたようです。
タチツボスミレ(立壺菫)スミレ科スミレ属
スミレにはいろいろな種類がありますが、上の写真はタチツボスミレはという墨壺のような丸型の葉をしていて都会でもよく見かける多年草のスミレです。今、庭のいろいろな所で咲いています。下の写真のスミレは葉が細長い一般的なスミレで、側溝の隙間に生えていた土根性スミレです。
スミレのタネには糖質のエライオソームというアリの好物が付いていて、アリはスミレのタネを見付けると皆んなで巣に運んでいきます。エライオソームだけを食べた後、タネは巣外に放出にされ、スミレは生育範囲を広げていく巧みな戦略を持っているのです。このように風に飛ばされたタネは隙間や地面に落ちて発芽していくことになるのです。
ハナカイドウ(花海棠)がいっきに満開
ハナカイドウは中国原産のバラ科リンゴ属の落葉樹です。花言葉は「艶麗」「美人の眠り」で、ほろ酔い加減で眠そうにしている美しい楊貴妃を見て皇帝が「海棠の眠り未だ足らず」といったことに由来しているということです。
花盛りになりました
ハナニラ(イフェイオン)が咲き出して、がぜん庭が賑やかになってました。チューリップはまだですが、イベリス、ビオラ、スイセン、ヒヤシンス、ムスカリなど花盛りです。