ダイコンや三寸人参もいよいよ収穫です。寒くなってきてチンゲンサイももう大きくならなくなったので、もう残りのチンゲンサイも収穫しようと思っています。
シュウメイギク(秋明菊)の綿毛
シュウメイギクは花後こんな白い綿毛をつけます。先日、庭に白いものが風に舞っていましたが、このシュウメイギクの綿毛だったようです。
氷が張る寒さでミニシクラメンが萎れる
ガーデンシクラメンと表示されているミニシクラメンも寒さに比較的弱いものと比較的強いものがあります。この時期水が足りていても萎れてしまう場合、耐寒性を疑う必要があります。萎れたからといって慌てて水やりをしてはいけません。鉢土が乾いているかをよく見て、乾いているようなら水やりをし、乾いていないようなら水やりをしてはいけません。乾いていない場合は寒さで萎れてしまったことが考えられますので、少し温かい所に置いて様子を見てあげましょう。多くの場合は復活してくれると思います。
この厳寒期(戸外の最低気温が5度を下回るような時期)のミニシクラメンの水やりはあまり冷たい水を朝早くや午後になってからの水やりは控えた方がいいでしょう。水は控え気味に管理するといいでしょう。地植えの場合は北側であまり陽が当たらない所では乾きが遅く、いつまでもジメジメしていて夜間凍ったり、霜柱が立つようになるので特に注意が必要です。
12月講習会作品のプロトタイプ
踊りハボタン2種、斑入りヤブコウジ、オタフクナンテン、プリムラ・ジュリアン、若松を入れてみました。これは講習のための試作品ですので、実際の作品がこれになるかは分かりません。
ちょっとお高くなってしまうのですが、樹脂に石の粉が入った「アートストーン」というオランダ生まれの鉢を使う予定です。
オクラについた透明な粒の正体
前のホームページに掲載していた「オクラについた透明な粒の正体」の記事について、正体は「ムチン」というネバネバ物質であるとしましたが、最新の研究によるとムチンは動物由来の成分であって、植物由来ではないということが判明しているということです。オクラなどのネバネバ物質はムチンではなく別の物質になるそうです。現在各方面で訂正が行われているようです。(池田剛士氏よりメールでご指摘いただきました。)
前のホームページの記事は下記の通りです。
オクラについた透明な粒の正体
オクラにはよくオンシツコナジラミが発生するので、その卵ではないかと思いました。つぶしたり、ルーペで見たりしましたが水でも虫の卵ではなさようだということまでは分かりました。ネットで調べて見るとやはり疑問に思っている人も多いようでした。
オクラの葉や茎につく透明な粒の正体はオクラに含まれるムチンというネバネバ物質が出てきたものであることが分かりました。答えは 虫の卵でも水でもなく、オクラ自体が持っている成分でした。
ネットで調べていると小学生の自由研究でこのテーマについての研究もヒットしました。結局専門家の知識から結論をもらっているものの、正体を突き止めるべく自分で仮説に基づいて時間をかけて調べている姿勢に、ネットで安易に結論だけを得ることが出来ることに慣れてしまい過ぎていることを反省させられました。
https://garden1187.wordpress.com/2017/06/28/オクラについた透明な粒の正体/
カキ(の木)の剪定依頼
剪定前の様子
剪定後の様子
7,8mくらいに伸びたカキの剪定の依頼を受けました。高くなりすぎてカキの収穫も厳しくなっていたことと思われます。カキの枝はいろいろな向きにゴツゴツと枝を伸ばし、葉も大きいので密集すると庭を暗くさせてしまいます。また折れ易いので木登りをするにも気を使います。落葉して休眠期に入ってからの剪定にさせてもらったので、枝の様子もよく分かりました。思い切ってすっきりとコンパクトに剪定させていたきました。剪定枝は軽トラいっぱいになりました。
ハンギングバスケット作成依頼
喪中だということで、年末年始に向けて派手目ではないバスケットの作成を依頼されました。
小さなミニハボタン、イベリス、バンジー、斑入りヤブコウジ、シロタエギク、プリペット、プリムラ・ジュリアンなどを入れて白と青の色目で作ってみました。
ハイビスカスの冬越し
BEFORE AFTER
ハイビスカスはアオイ科フヨウ属の非耐寒性常緑低木で、日本も沖縄などでは路地で冬越しできますが、霜が降りるような地域では屋外に置いたままにすると枯れてしまいます。そこで冬越しさせるためには、屋内で管理する必要があります。コンパクトな樹形に整えるよう半分くらいの高さで葉の付け根の上で強剪定します。この時期には植え替えはしないで、4月から5月ごろになったら植え替えをして屋外で管理します。休眠中になりますので水やりは極力控え気味にあげるようにします。もちろん、肥料などは必要ありませんが、暖房が直接当たる所は避けるもののなるべく暖かい所に置いてあげるようにしましょう。
ベランダなどで管理するにはビニールがけ、または寒冷紗とビニールのWがけをしてあげるといいでしょう。
歳の市 正月の準備
この寒さでは、コリウスも終わりのようです
コリウスは熱帯アフリカなどの熱帯地方原産のシソ科の植物です。特に栄養系のコリウスは丈夫でピンチしながらガッツリ大きく育てることが出来ます。
店の栄養系コリウスも今年は夏越しして80センチほどに育ちましたが、さすがにこの寒さで萎れてきてしまいました。終わりのようです。