ショウガ(生姜)を植え付けました

 土佐大ショウガをネットで予約注文していたものが届き、何芽かに分割して乾燥させておきました。ちょっと小さくしすぎたかもしれません。東側の隣地との境の半日陰の所を耕して、苦土石灰と硫酸カリ肥料を施して植え床を作りました。

猫がきたらしく、早速足跡がつけられてしまいました。芽が出るのが楽しみです。

べニフキノメイガ

スイートバジルやシソなどをよく食害する害虫です。糸を出して葉をくっ付けてその中に篭りながら食害していく比較的小さな蛾の幼虫です。一回に産みつける卵が多いので、多くの場合一株に沢山が同時に食害していくことになリます。葉の間に隠れているので接触型の殺虫剤の効果もあまり期待できなく、浸透移行型の殺虫剤も葉を直接食用とする場合はあまり使いたくないので苗から栽培する場合は葉を開いて補殺するのが基本となるでしょう。

アブラムシ

アブラムシはアリマキとも呼ばれ、植物の花芽や葉芽や茎葉に取り付いて吸汁し、生育不良や病気を伝播さる他、甘いベトベトした排泄物を出すために葉や茎を黒くするスス病の原因にもなる害虫です。たくさんの種類のアブラムシがいて、特定の植物に取り付くものや広範囲の植物に取り付くものもいます。また、同じ種でも羽があるタイプもあり、緑色、黄色、黒、白など、色も形態もさまざまです。春に発生したアブラムシは雌だけで繁殖し、秋になると雄が出現して後尾をして通常卵で越冬します。暖冬の場合は2月ごろから出現しますが、通常は4月ごろから出現することが多いです。窒素分肥料の過剰投与はアブラムシを誘引するので気をつける必要があります。

 そのアブラムシを幼虫も成虫も食べる天敵がテントウムシです。テントウムシはアブラムシやカイガラムシを食べる肉食性タイプ(益虫)、うどんこ病を食べる菌食性タイプ(益虫)、ナス科の植物を食べる草食性タイプ(害虫)がいます。肉食の益虫にはナナホシテントウやナミテントウなどがいます。草食のテントウムシにはナスやジャガイモなどいろいろな野菜を食害するテントウムシダマシとも呼ばれるニジュウヤホシテントウやオオニジュウヤホシテントウなどがいます。ニジュウヤホシホシテントウは背面の光沢がありません。また、うどんこ病を食べてくれるキイロテントウやシロホシテントウという益虫のテントウムシもいます。また主に幼虫がタマカタカイガラムシを食べるアカホシテントウという益虫のテントウムもいます。殺虫剤の散布によって天敵の益虫も同時に殺してしまうので考慮が必要です。

花苗等新入荷 4月19日 / 2022

ミニトマト(アイコ) ミニトマト鉢物(アイコ) スイートバジル 青ジソ 鷹の爪 ヘデラ・ヘリックス アンゲロニア ベゴニア・センパフローレンス ペチュニア

ミニトマトの鉢物の品種は以下の通りです

ど根性スミレの花も咲きました

スミレのタネには糖質のエライオソームというアリの好物が付いていて、アリはスミレのタネを見付けると皆んなで巣に運んでいきます。エライオソームだけを食べた後、タネは巣外に放出にされ、生育範囲を広げていくという巧みな戦略を持っているのです。このように風に飛ばされたタネは隙間や地面に落ちて発芽していくことになるのです。

サンゴジュハムシ(珊瑚樹葉虫)

食害初期のサンゴジュ

サンゴジュハムシは幼虫も成虫もサンゴジュやガマズミ、ハクサンボクなどを食害するハムシ科ケブカハムシ属の甲虫です。幼虫は4月ごろに出現し、葉をあっという間にボロボロの穴だらけにする害虫です。庭のサンゴジュにも決まって毎年この時期に出現します。先日スミチオン乳剤を散布しました。

オオデマリ(大手毬)とコデマリ(小手毬)

オオデマリ
コデマリ

ともに今庭に咲いているオオデマリとコデマリですが、オオデマリはレンプクソウ(スイカズラ)科ガマズミ属のヤブデマリの変種で、英名でジャパニーズ・スノーボールと名があるように日本や台湾・中国に自生する落葉低木です。それに対して同じように手毬の名がついているもののコデマリはバラ科シモツケ属のユキヤナギの仲間になる低木になります。

ビバーナム スノーボール

キエビネ(黄海老根)が咲きました

今年も目を惹く鮮やかな黄色の花を咲かせてくれました。

キエビネは日本や朝鮮半島などの北東アジアに自生するラン科の多年草(宿根草)です。4月から5月に黄色い花を咲かせます。エビネは偽球根が海老に似ることからその名があります。