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この時期、豹柄の蝶が花の蜜を求めて飛び回っているのを見かけます。ツマグロヒョウモンというタテハチョウです。写真の個体はメスで、オスは茶色い地に黒い斑点だけの地味色合いのな蝶になります。日本では主に関西以西に分布していましたが温暖化に伴って近年北進が進んで、関東地方には普通に見られるようになりました。他の蝶に比べて晩秋の11月くらいまで飛んでいるのが見られます。幼虫は黒地に赤い突起を持っているのでちょっと危ない感じがしますが、毒はありません。幼虫か蛹で越冬するようですが、食性がスミレ類なので早めにビオラやパンジーなどを植え付けた場合や晩春などに食害される恐れがあるので気を付ける必要があります。発生する個体数は多くはありません。