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タチツボスミレ(立壺菫)スミレ科スミレ属

スミレにはいろいろな種類がありますが、上の写真はタチツボスミレはという墨壺のような丸型の葉をしていて都会でもよく見かける多年草のスミレです。今、庭のいろいろな所で咲いています。下の写真のスミレは葉が細長い一般的なスミレで、側溝の隙間に生えていた土根性スミレです。

スミレのタネには糖質のエライオソームというアリの好物が付いていて、アリはスミレのタネを見付けると皆んなで巣に運んでいきます。エライオソームだけを食べた後、タネは巣外に放出にされ、スミレは生育範囲を広げていく巧みな戦略を持っているのです。このように風に飛ばされたタネは隙間や地面に落ちて発芽していくことになるのです。

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